2024- figma-dev-mode-release
公開日: 2024.02.09  | 更新日: 2024.02.09

Figmaの開発モード(Dev mode)のリリース情報のまとめ

2024年2月1日より、Figmaから開発モード(Dev mode)のベータが外れて正式機能としてリリースされました。この記事では、これまでベータ版で使えていた機能と、新しく追加された機能について、公式のドキュメントを中心にまとめています。

この記事のターゲット

  • Figmaの開発モードについて知りたい方

  • Figmaの開発モードの2024年2月以降の最新情報が知りたい方


開発モード(Dev mode)について

開発モードは、かつてあったInspectorタブのように、コーディングを行う際のリファレンスやデザイナーとのコミュニケーションを支援するビューの切り替え機能です。

なお、2024年1月31日にオープンベータでの無料提供は終了しており、2024年2月1日からはProfessional以上の有料プランのユーザーが利用できるオプション機能となっています。

公式のヘルプページに日本語の情報もありますので、本記事では詳細な説明は割愛しています。

開発モードのガイド - Figma Learn

正式版のリリース情報

今回のリリースに関する詳細な情報については、X(旧Twitter)にてFigma公式アカウント(英語)のポストから引用しています。

日本語での情報については、以下のFigma公式ブログやヘルプページでも解説されていますので参考にしてください。

開発モードの次のステップ:アノテーション、変更内容の比較、プラグインなど - SHORTCUT

開発モードのベータ期間の終了とこれから - Figma Learn

公式からのポスト(意訳)

1. 開発モードの正式リリースの告知、および変更点や新機能に関するブログの紹介

2. 開発モードの注釈(Annotate機能)を使用すると、指定したフレームやインスタンスなどに対してプロパティやデザインの指示を記入できる機能が追加されました。

3. フレームやインスタンスなどの要素に対して、クリック&ドラッグするだけで寸法を追加できる機能が追加されました。

4. 開発モードの注釈(Annotate機能)はデフォルトで表示されている状態になるため、コメント機能のようにわざわざ開く操作が必要ありません。

5. 任意の 2 つのフレームを選択して、視覚的にもコード的にも変更を比較できる機能が追加されました。

6. VS Codeのアプリ内でFigmaの必要なリソースにアクセスしやすくなりました。

7. 開発モードのプラグインが自動的に実行されるように設定できるようになりました。プランによっては、この設定を組織全体のユーザーに反映できるようです。


この記事を読んだ方におすすめの記事

FigJamのマインドマップの基本的な使い方

今回は、FigJamの標準機能として追加された「マインドマップ」機能の基本的な使い方を紹介します。マインドマップでは、あるテーマからツリー構造でアイデアを発散しやすく、複数のパターンが存在する状態設計や、テスト設計などに活用できます。 ... 続きを読む

figjam-how-to-use-mindmap

Figmaで簡単にフローチャートや画面遷移図をつくる方法

今回は、Figmaで図形やフレームを追従する矢印でつないで、簡単にフローチャートや画面遷移図をつくる方法を紹介します。サイトマップ作成やアプリケーションのUXを検討する際に、画面同士を矢印で繋ぐことで動線を検討したり、概念モデルを整理するのに役立ちます。 ... 続きを読む

figma-connect-with-arrows

Figmaで効率的にオブジェクトモデルを設計する方法

今回は、FigmaやFigJamでオブジェクトモデル(概念モデル)やクラス図を表現する方法を紹介します。データモデルを設計したい場合や、既存の画面からデータモデルをリバースモデリングしたい場合に役立ちます。 ... 続きを読む

figma-how-to-create-objective-model


最新の記事を見る
広告
この記事を書いた人
うえんつ

うえんつ

X a.k.a Twitter
B2B領域のSaaS・アプリケーション開発などを組織で取り組むことが得意なプロダクトデザイナーで、このブログのオーナーです。
今の関心事
Figma・UIデザイン・UXリサーチ・QOL・旅行
広告